『オーバーウォッチ2』キャラレビュー。ドゥームフィストは自慢の拳と機動力で場を荒らすタンクに!

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 Blizzard EntertainmentからPC / PS4 / Nintendo Switch / Xbox Oneに向けて発売予定の新作アクションシューティングゲーム『オーバーウォッチ2』。その第1回PvPベータ(クローズドβテスト)が4月27日から5月17日にかけて行われている。

 この記事では、クローズドβテストでダメージロールからタンクヒーローへと変更されたドゥームフィストの各アビリティや担当ライターによるプレイの感触をお届けします。

タンクに転向! 自慢の拳で活路を開くドゥームフィスト

 ダメージロールだったドゥームフィストはタンクへと転向! 機動力を武器に相手からターゲットをもらう、D.Vaやレッキングボールに近いポジションのタンクとなりました。200だったライフもタンクロールになったことで450にアップ。

 象徴的な"ロケット・パンチ"や相手に飛び込む"サイズミック・スラム"はそのままに、"アッパーカット"が削除され、新たに正面から攻撃を防御する"パワー・ブロック"というアビリティに変更。自慢の拳だけでなく、タンクらしい防御性能も獲得しています。

 実はこの"パワー・ブロック"で一定以上のダメージをブロックすることで、次の"ロケット・パンチ"のダメージ、移動速度、距離が強化されるというシナジーがあります。タンクとしてターゲットを受けつつ、次の反撃のチャンスに繋がるというのは面白い性能ですね。

 相手に飛び込む"サイズミック・スラム"は飛び込み力やジャンプ力が大きく強化され、ウィンストンのような大ジャンプから叩き付けを繰り出すようになりました。

 さらに着地と同時に放射状に広がる衝撃波を放ち、この衝撃波もしくは直撃した相手の動きを遅らせる効果も持っています。攻撃範囲、使い勝手ともに向上し、以前のようなコンボパーツだけではなくなったように思います。

 アビリティダメージを与えると一時的なシールドを獲得するのも変化ありません。「攻撃は最大の防御」を地で行くスタイルのタンクなので、積極的に攻撃しにいくことで自身の生存能力、前線を押し上げることにも繋がっていきます。ちなみに殴り続けることでライフ450が最大ライフ600までアップ。

 そういう意味では冒頭でお伝えしたD.Vaやレッキングボールと近い荒らすタイプのタンクではあるものの、攻撃の手を休めないスタイルが重要なためサポートヒーローとの連携がより難しい存在かもしれません。

 相変わらず射撃が通りやすい開けた場所での戦闘や相手にスタンや妨害アビリティの持ったヒーローがいると活躍が難しいものの、閉所での突破力はタンクのなかでもトップクラス。上手く運用できるかどうかはチームワークにかかってますね。

 相手の陣地への突撃や陣形を崩すのが非常に強い反面、仲間との連携力の難しさを肌で感じるドゥームフィスト。タンク役としてターゲットを受けながら生き残りつつ、相手のダメージやサポートを近接で追い詰める忙しさは上級者向けかなと。一方で相手が集まりやすいペイロードやプッシュに強い適正があるように感じました。


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